この剣戦を交えたショーは夜のクルムロフを背景にした9つの神秘的な伝説の再現。 時代衣装、武器、松明、プロの剣士、ツアーガイド
言語: チェコ語、英語、ドイツ語、日本語
「クルムロフミステリーツアー」は2010年3月28日放送の日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」で女優ベッキーのレポートにより紹介されました。
チェスキー・クルムロフの旧市街は昔のまま変わっていないため、独特な雰囲気を持っています。数百年の歴史を持つ家々は過去の様々な出来事と神秘的な話を今日まで秘めています。
一緒に過去をのぞいて歴史をひも解いて見ませんか?暗い中世にタイムスリップして蛇行し入り組んだ細道を歩きながら9つの伝説に直接ふれてみてください。これらの伝説は中世の迷信深い人々の心から作られたものですので、実際の事実だけではなく霊や魔物にも出会えるでしょう。
ツアーガイドと皆様の警護を務めるのは、時代衣装を身にまとい、貴族が権勢を誇った時代の栄誉や数百年にわたるドラマ、中世の苦しい市民生活を記憶している男です。喜びの時期も悲しみの時期もこの町とともに生き抜き、川の強さや石の硬さ、錬金術師の権力を知っています。彼の武器は松明で、邪悪な霊が頻繁に現れる気味悪い場所でも生き残る技を身につけています。
第1スポット 悲しい失恋の話
失恋のためモルダウ川に飛び込んだ美女エルサの霊に出会うでしょう。
第2スポット 居酒屋主人
地元の居酒屋主人の悲劇的な死。彼の霊は今でも現れる事があります。
第3スポット 魔女
暗黒の中世、数多くの無罪の女性が魔女として火刑に処せられました。クルムロフ市には今でも魔女がいて、目撃者は信じられない超自然的な存在や出来事との出会いについて語っています。
第4スポット 錬金術師
詐欺師か科学者か、それとも優れた化学者?エドワード・ケリーとジョン・ディーはルネサンス時代の人々に大きな影響を与えました。ルドルフ二世やロジュンベルク家のヴィレームによって不老長寿の薬を作らされていた、クルムロフの有名錬金術師の生涯や悲劇的な死。
第5スポット クルチーン氏
池の創設者として有名なクルムロフの摂政ヤコブ・クルチーンの裏の顔を見てみましょう。中世の天才摂政の、作業効率を上げるための独特なやり方をお見せします。
第6スポット 気違いの私生児
ルドルフ二世の私生児であった、オーストリアの気違いドン・ユーリオの実話。クルムロフで起こった彼の失恋の悲劇は17世紀初期のヨーロッパの各宮廷に強い衝撃を与えました。
第7スポット 処刑人
中世の裁判はとても迅速で効果的、刑務所の費用は極めて最小限に抑えられていました。犯罪者の逮捕、判決、死刑の様子が見学できます。
第8スポット 僧侶の霊
チェコの教育学者ヤン・アーモス・コメンスキーが教育制度を改善する以前、中世のラテン語学校では想像できない程残酷なメソードが使われていました。大昔のクルムロフであった実際の話。
第9スポット 邪悪な霊のミサ
深夜、教会の近くで死体が舞いあがり、ブラックミサを行っている。
さて、ここでミステリーツアーも終点です。大昔の恐ろしい話に出会ううち、入り組んだ細道で方向もわからなくなり、生きて帰れるかどうか自信がなくなってきたちょうどその時、無事に出発地点に戻り、しかも21世紀の今に帰った嬉しさは一層大きいはずです。
ミステリーツアーが皆様にとって忘れがたい素晴らしい経験となるよう願っています。